1月21日付けで、日本公認会計士協会からIT委員会研究報告第35号「ITに係る内部統制の枠組み~自動化された業務処理統制等と全般統制~」が公表されました。

http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/35_1.html

これは、昨年11月8日付けで公表された公開草案の確定版です。

スプレッドシート等のEUCについても、原則として全般統制が整備・運用されていることを検討すべきとの結論が書かれていますが、その一方で、下記のような現実的な対応策の記述も含まれています。

「ただし、EUCやスプレッドシートは、IT部門が直接係ることが少ないため全般統制が整備されないことも多いが、スプレッドシートについては、作成者以外の再計算等の手作業の統制で十分な場合もある。」