『旬刊 経理情報』 の最新号(2015年6月1日号)に、『消費税「軽減税率」導入への対応ポイント』を寄稿しました。
今国会で成立した改正消費税法により、平成29年4月1日から消費税率を10%に改正するとともに、軽減税率の導入が予定されています。
この改正に伴い「消費税の軽減税率制度に関する取扱通達」 、「消費税の軽減税率制度に関するQ&A (制度概要編) (個別事例編) 」が公表されましたので、これら通達とQ&Aの概要と、軽減税率導入によるシステム対応上の留意点についてまとめました。
その一方で、伊勢志摩サミット終了後の来週、消費税増税は延期される可能性が高いため、この記事の寿命(?)は1週間しかないかもしれません。
編集者から執筆依頼のあった時点で、既に増税延期は噂されていたため、延期の可能性も考慮しながら執筆するのに難儀しました。
記事の寿命が1週間とわかっていても、だれかが通達とQ&Aを解説しなければならないのです。
この桜の花にも似た潔よさ(?)をご理解いただければ幸いです。
P.S 上記の目次にあるように、今号のもうひとつの特別企画として、太陽グラントソントン税理士法人の泉綾佳氏が「中国の値増税移行に伴う実務対応」を寄稿しています。このあたりの論点を手軽な分量でまとめていただけると実務家としては大変、助かります。
近年、中堅企業においても中国企業との取引は一般的なものになっていますので、こちらの記事もおすすめです。
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