前回のブログで取り上げたIFRSに関するオックスフォード・レポートには、当方、かなりの衝撃を受けたのですが、最近、入手した書籍が、それに劣らぬ衝撃作でしたので、ご紹介いたします。

その書籍の題名は「円周率1,000,000桁表」

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著作者は牧野貴樹氏、発行は暗黒通信団(!)となっております。

この書籍は、皆さんもご存じの円周率、3.141592・・・・を、黙々と百万桁まで羅列しただけの本であります。

本書の巻末には、このような記載があります。

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学術的な使用を予定しているのではなく、ただの冗談で、こんなものを出版する心意気に強く胸を打たれた次第です。

その筋(?)の方々には既に有名な書籍のようで、初版発売の1996年から、かなりの頻度で増刷されています。
ちなみに、私が入手したのは2012年3月18日発行の第3.14159刷版で、値段は314円(税抜)でした。

また、類書として 「e-自然対数の底 百万桁表」 「素数表150000個」 も出版されています。

仕事に疲れた際に、この1冊を手に取れば、活力がみなぎること請け負いの1冊ですので、書店で見かけた際には、一度、手にとってみてください。

話は飛びますが、先日、クリストファー・ノーラン監督のバットマン・シリーズ完結編、Dark Knight Risesが公開されましたので、早速、観賞してきました。

前作の「Dark Knight」は、この円周率百万桁表と同じような「狂気」を感じる作品だったのですが、新作は、かなり落ち着いたトーンになっています。

今後のノーラン監督には、円周率百万桁表に負けないほどに、「狂った」作品を期待しております!
(しかし、アン・ハサウェイにキャット・ウーマン役をやらせるだけでも、十分、狂っていますが)